Ⅰ 「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」について |
聞き間違いがある(「 知った」を「行った」と聞き間違える) |
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聞きもらしがある |
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個別に言われると聞き取れるが、集団場面では難しい |
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指示の理解が難しい |
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話し合いが難しい(話し合いの流れが理解できず、ついていけない) |
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適切な速さで話すことが難しい(たどたどしく話す。とても早口である) |
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ことばにつまったりする |
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単語を羅列したり、短い文で内容的に乏しい話をする |
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思いつくままに話すなど、筋道の通った話をするのが難しい |
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内容を分かりやすく伝えることが難しい |
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初めて出てきた語や、普段あまり使わない語などを読み間違える |
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文中の語句や行を抜かしたり、または繰り返し読んだりする |
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音読が遅い |
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勝手読みがある(「いきました」を「いました」と読む) |
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文章の要点を正しく読みとることが難しい |
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読みにくい字を書く(字の形や大きさが整っていない。まっすぐに書けない) |
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独特の筆順で書く |
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漢字のこまかい部分を書き間違える |
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句読点が抜けたり、正しく打つことができない |
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限られた量の作文や、決まったパターンの文章しか書かない |
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学年相応の数の意味や表し方についての理解が難しい(三千四十七を300047や347と書く。分母の大きい方が分数の値として大きいと思っている) |
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簡単な計算が暗算できない |
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計算をするのにとても時間がかかる |
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答えを得るのにいくつかの手続きを要する問題を解くのが難しい(四則混合の計算。2つの立式を必要とする計算) |
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学年相応の文章題を解くのが難しい |
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学年相応の量を比較することや、量を表す単位を理解することが難しい(長さやかさの比較。「15㎝は150㎜」ということ) |
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学年相応の図形を描くことが難しい(丸やひし形などの図形の模写。見取り図や展開図) |
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事物の因果関係を理解することが難しい |
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目的に沿って行動を計画し、必要に応じてそれを修正することが難しい |
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早合点や、飛躍した考えをする |
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